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すずき歯科医院

　更新がしばらく遅れました。
日記というものはなかなか続けるの難しいですね。

小学生の頃、８月３１日に夏休み中の絵日記を一気に書いてたのを思い出します。

さて本題です。

歯科の検査の必要性については前回ご説明しました。

ではどのような検査が今行われているのかお話したいと思います。

まず、お口の中の病気としては、虫歯と歯周病が挙げられます。
現在、虫歯かどうかの検査としては主には、
・レントゲン撮影、
・視診（目で直接みて診断する）
・レーザー診査

などが挙げられます。レーザー診査は目とレントゲンで判断が難しいような細かな虫歯の診断に役立ちます。

現在虫歯どうかは皆さん気にするところですが、それだけでいいのでしょうか？
仮に今、虫歯にかかられてるとするとそうなるには何かしらの原因があるはずです。
それを突き止めずに治療だけすれば、虫歯は繰り返すと思いませんか？

ここで虫歯の原因を調べるのが唾液検査です。
虫歯の原因は3種類に分けて考えられており、それぞれの原因が絡み合って虫歯という状態を作り出します。その３種類とは
①　歯を攻撃する虫歯菌の多さ
②　歯を守る唾液の質、歯の酸に対する耐久性
③　虫歯菌の栄養源となる糖分の摂取量

とされています。（虫歯の科学はいまだ未解明なところもありますが。。。）
一般的な唾液検査は①の虫歯菌の量（もしくはどれだけ活動しているか）と
②の唾液緩衝能とよばれる酸に対する抵抗力を測る検査をいいます。

これと食生活のアンケートにより、ある程度の虫歯のリスクは予測できます。

これらの検査は受ければ虫歯ができなくなるというものではもちろんありません。
しかし、自分のどれくらいのリスクがあって何を気をつけていけば虫歯はできにくくなるのかを
知っておかなければ、予防はできないのです。

「敵を知り、己を知れば、百戦危うからず」
という格言の通りまずは知ることから始めないといけません。

というわけで簡単ではありますが、虫歯の唾液検査についてお話しました。
次回は歯周病の検査についてです。

それでは。