武蔵小山の歯科（歯医者）なら、精密治療が評判の
すずき歯科医院

　皆様あけましておめでとうございます。
本年も皆様のお口の健康維持のため尽力していきたいと思います。
よろしくお願いいたします。

ってずいぶん更新が遅れてしまいました。。。

今日は歯周病の検査についてのお話です。

歯周病は軽度の状態を含めて40歳代以上では8割の人が罹っているとされ、
重篤な場合には歯が揺れて物がかみにくくなったり、抜け落ちてしまう病気で
中高年以降の方はこれによって入れ歯になる方が非常に多いです。

こんな大変な病気なのになぜ予防できずにみなさん歯を失ってしまうのでしょうか？

答えは明確です。それは症状がないからです。

僕も含めてそうですが、体の健康診断でさえ、会社の検診でもないかぎりなかなか能動的にはいけません。
ましてや、命と一見無関係の歯であれば推して図るべしです。

ですからみなさん発見が遅れ、気づいて歯医者に駆け込んだときには時すでに遅しということです。

虫歯もそうですが、歯周病はなによりも大切なのは予防です。
語弊のある言い方かもしれませんが、歯周病は基本的には治らない病気です。治療しても元通りの状態に戻ることはほぼありません。

ですからまず罹らないようにする＝予防する　ことが最重要となります。

これをふまえたうえで検査の話です。
検査には・・・

①X線検査

②歯周基本検査（歯周ポケット測定、出血の有無、歯の揺れ具合の確認）

③細菌検査（歯周病の直接の原因とされる歯周病菌が口腔内にどれだけいるか？）

があります。
このほかにかみ合わせ、習癖、喫煙歴、全身の既往歴なども調べます。

健康保険の適用では②まで行えます。
③は自費扱いとなって医院によって行ってるところとないところがあります。

次回はそれぞれの検査についてもう少し詳しく解説いたします！